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緑綬褒章・武田吉弥さん(82) 山形
10月31日7時57分配信 産経新聞
40年以上にわたって、自宅が面する立谷川(たちやがわ)の河川敷の清掃を続けてきた。腰が曲がりかかった今も、トラクターを改良したという自作の草刈り機を自在に操り、河川敷を走り回る。
きっかけというのがふるっている。借金する際に地元の有力者に保証人になってもらったのでお礼をしようとしたが、がんとして受け取らない。それなら世の中のために何かできないかと、始めたのだそうだ。
午前3時には起きて、明るくなるまで河川敷を整備した。清掃といえば聞こえはよいが、始めたころはアカシアの木だらけで、石がごろごろ。それが、平にならして草を刈り続けたら、自然の芝が一面を覆うようになったという。
「続けるのが大変。世の中のため、恩返しのため、続けてこられた」
立谷川は景勝地、山寺から流れてくる清流で、天童市と山形市の境界にもなっているが、対岸の山形市側も同様に整備し、川のアシを刈ったりもした。
両岸とも今は山形名物、芋煮の格好の会場になっており、休日には軽スポーツを楽しむ家族連れなどでにぎわう。「やんだころ(いやになるくらい)したから、きれいになった」。うれしそうな表情が浮かぶのは、そんなときだ。
「腰が痛くなって、来年はできるかどうだか」と、照れくさそうに笑った。(本間篤)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000033-san-l06
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